【お知らせ】清水洋教授が第33回「組織学会高宮賞(著書部門)」を受賞

 
清水洋教授が、第33回「組織学会高宮賞(著書部門)」を受賞しました。
 
受賞の著書は『ジェネラル・パーパス・テクノロジーのイノベーション』(有斐閣/2016年3月刊行)です。2016年11月の第59回「日経・経済図書文化賞」に続いての受賞となりました。
  
「組織学会高宮賞」は、若手研究者による組織科学研究を奨励するために、1985年に創設されました。第33回組織学会高宮賞は、2015年9月1日から2016年8月末日の間に刊行された組織学会会員の著作の中から、組織科学研究の奨励に資するものとして『ジェネラル・パーパス・テクノロジーのイノベーション』が選定されました。
  
「組織学会高宮賞」のHPはこちらです。
 
「第33回 組織学会高宮賞受賞者決定のお知らせ」
 
 
 
2017年12月 追記
2017年度組織学会高宮賞 受賞者挨拶(抜粋)
 
 このたびは高宮賞を賜りましたことを、本当に感謝しております。『ジェネラル・パーパス・テクノロジーのイノベーション:半導体レーザーの技術進化の日米比較』は、私の博士論文やそこから派生した研究をもう一度まとめ直したものです。この研究は、2003年頃からスタートしたものです。長い時間がかかった研究です。そこでは大変に多くの方々のお世話になりました。お世話になった方々は本当に多いため、皆様のお名前を出すことはできませんが、その中でも一橋大学では米倉誠一郎先生に大変お世話になりました。先生の強力な後押しとその後のサポートがなければ、私は留学もしていなかったでしょうし、このような博士論文も書き上げることはできなかったと思います。本当に感謝しています。多くの科学者やエンジニア、企業家の方々に聞き取り調査に協力していただきました。そこでは、世界のトップと一日を争うプライオリティ競争とそれにより「世界が変わる」という実感は、時間がたっても色褪せることなく、お話を聞いているこちらまで興奮するものでした。