産学連携に関するワークショップ
「産官学連携を問う」シーズとニーズの新たな結合を目指して
1. テーマ
「産官学連携を問う」シーズとニーズの新たな結合を目指して
2. 目的
イノベーションを生み出すための手段として産学官連携への期待は大きく、この10年間、TLOの導入、日本版バイドール法の導入、国立大学法人化、各種研究助成、地域クラスター等の様々な制度改革が行われてきた。産官学連携がイノベーションの創出に影響を与えたのか検証を行うとともに、今後の産官学連携のあり方について展望する。
本ワークショップは、『一橋ビジネスレビュー』2013年冬号の産学連携特集に先立ち、執筆予定のテーマに関して意見交換をすることを目的とする。なお、本ワークショップは、科学研究費補助金基盤研究C「ノーベル賞の分析による研究者の知的創造過程と研究振興政策の関係に関する実証研究」(研究代表者:赤池伸一)の支援を受け開催する。
3. 日時
申込み期限:2013年8月25日(日)締切
2013年8月28日(水)14:00~18:00
(受付は13:30より開始)
4. 場所
一橋大学国際企業戦略研究科 第3講義室
〒101-8439 東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター内 6階
http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/hitotsubashi.html
5. プログラム
○は発表者
各発表20分+質疑10分。発表テーマはいずれも仮題。
I. 産学連携の事例からの示唆
事例分析から見た産官学連携
① 大学の革新的なシーズをプロダクト・イノベーションに結実
・大学シーズからの市場創造の現状と問題点:光触媒の事例
○東京大学先端科学技術研究センター教授 馬場靖憲
・日本発の抗体医薬アクテムラ
○一橋大学イノベーション研究センター特任助手 原泰史
一橋大学イノベーション研究センター特任教授 大杉義征
② リードユーザーとしての大学
・カミオカンデと浜松ホトニクス
○科学技術・学術政策研究所科学技術動向研究センター特別研究員 村田純一
科学技術・学術政策研究所科学技術動向研究センター上席研究官 七丈直弘
一橋大学イノベーション研究センター教授 赤池伸一
Ⅱ. 米国の産学連携:資金の流れが生み出す「知識」のクロスバウンダリー
○慶應義塾大学総合政策学部教授 上山隆大
III. 産学連携研究の実像の実証研究
産学連携によるイノベーション過程(産学連携サーベイより)
○一橋大学イノベーション研究センター教授 赤池伸一
科学技術・学術政策研究所第3調査研究グループ上席研究官 細野光章
IV.日本の最先端の挑戦と政策課題
幹細胞科学技術:日本の挑戦と政策課題
○京都大学物質-細胞統合システム拠点准教授 仙石慎太郎
V.インタビュー
産学連携の課題と展望
岸本忠三 大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授・
元総合科学技術会議議員・元大阪大学総長
(○東洋経済新報社出版局書籍編集部より紹介。5分間程度。)
6. 連絡先
幹事 一橋大学イノベーション研究センター 赤池伸一・長岡貞男
出席登録 一橋大学イノベーション研究センター 研究支援室 小貫
8月25日までにご氏名、ご所属、ご連絡を下記アドレスまでご連絡ください。
なお、会議室の定員のためお断りする場合もありますので、予めご容赦ください。
Email: chosa☆iir.hit-u.ac.jp(☆を@に変えてください)
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