2025年10月21日(火)、一橋講堂を主会場として JAPAN CVC SUMMIT 2025 を開催しました。2024年に続く2回目の開催で、CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)を中心に249社・約383名が首都圏のみならず地方の企業・関係機関から参加しました。
メインセッションでは、青島矢一教授が質問票調査(*)の結果を説明し、それを受け丸井グループ、東芝テック、セイノーホールディングス、キリンホールディングス、Cygames 各社のCVC責任者・担当者から事例の共有がされました。
*質問票調査は、株式会社FIRST CVCとの共同研究の一環として国内CVCを対象に実施されました。調査は、青島教授、吉田研究員(本学にて博士号取得。現:本学非常勤研究員)が共同し、総回答数203社(有効回答数127)からの回答を得ています。
*調査内容は、CVCの投資目的、組織構造、人材ポートフォリオ、支援行動、投資ステージと成果(戦略・財務、IPO/M&A含む)の関係を多面的に把握するものです。調査結果をまとめたレポートはFIRST CVCのウェブサイトを通じて、追って公開予定です。
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【日時】
2025年10月21日(火)10:00~18:30
【開催場所】
一橋講堂
(東京都千代田区一ツ橋 2-1-2 学術総合センター内)
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午前は、共同展開、M&A、DX・GX、人材育成などをテーマにした5つの分科会で事例共有が行われ、企業間連携の実践が紹介されました。昼には業界別の交流ランチセッションが設けられ、参加者同士のネットワーキングが活発に行われました。午後のメインセッションでは、「Japan CVC Survey 2025」の結果報告をはじめ、CVCによる企業価値成長、資本構成の最適化、グローバル投資、人材育成をテーマとした討議が行われました。続いて、優れた取り組みを表彰する「JAPAN CVC AWARD」授賞式が実施され、最後にネットワーキングセッションを通じて、CVC担当者間の情報交換と新たな連携の機会が創出されました。